※本記事にはアフィリエイトリンク(PR)を含みます。
紹介している商品・サービスは、実際に利用・体験したもの、または内容を確認したうえで掲載しています。
私は6日間でミラノ・フィレンツェ・ローマを周りましたが、当然すべての名物料理を食べられたわけではありません。この記事では、各地の代表的な郷土料理を紹介しながら、実際に食べたものについては写真と体験もあわせて紹介します。
イタリア料理といえば、ピザやパスタを思い浮かべますが、地域によって郷土料理は大きく異なります。
ミラノを訪れたら、ミラノならではの料理も味わってみたいもの。
ここでは、ミラノ旅行で知っておきたい代表的な郷土料理を紹介します。
はじめに
ミラノ料理の特徴
ミラノ料理は、イタリア南部のようにオリーブオイルやトマトを中心とした料理とは少し違います。
米・バター・仔牛肉・チーズを使った、コクのある料理が多いのが特徴です。
代表的な料理には、サフランで黄金色に仕上げる「リゾット・アッラ・ミラネーゼ」、仔牛肉の煮込み「オッソブーコ」、ミラノ風カツレツ「コトレッタ・アッラ・ミラネーゼ」などがあります。
初めてのミラノなら、まずはこの3品
イタリア旅行では食事の回数も限られるので、すべての郷土料理を味わうのは難しいもの。
初めてミラノを訪れるなら、まずは次の3品がおすすめです。
この3つは、ミラノを代表する郷土料理として多くのレストランで提供されています。

私が実際に最初に食べたのもリゾットでした。
ミラノを代表する郷土料理
▼それぞれの項目をクリックすると、詳細説明が見られます。

イタリア語表記
Risotto alla Milanese
(リゾット・アッラ・ミラネーゼ)
どんな料理?
ミラノを代表する郷土料理で、サフランで黄金色に仕上げたリゾットです。
米をブイヨンで煮込み、バターやチーズを加えて仕上げるため、クリーミーでコクがあります。
北イタリアを代表する料理のひとつで、ミラノを訪れたらぜひ味わいたい一皿です。
どんな味?
サフランの香りとバター、チーズのコクが感じられる、やさしい味わいのリゾットです。
日本のリゾットやドリアのように濃い味付けではなく、素材の風味を生かした、比較的あっさりとした味わい。
そのため、日本人には「もう少し味の濃いおかずが欲しい」と感じる人もいるかもしれません。
ミラノでは仔牛肉の煮込み「オッソブーコ」と一緒に食べるのが定番。リゾットだけではなく、肉料理と合わせることで、より満足感のある一皿になります。
いつ食べる?
ランチでもディナーでも定番の料理です。

イタリア語表記
Ossobuco alla Milanese
(オッソブーコ・アッラ・ミラネーゼ)
どんな料理?
仔牛(こうし)の骨付きすね肉を、野菜や白ワイン、ブイヨンなどでじっくり煮込んだミラノの代表的な郷土料理です。
長時間煮込むことで肉はスプーンでほぐれるほど柔らかくなり、骨の中心にある骨髄(ずい)まで味わえるのが特徴です。
リゾット・アッラ・ミラネーゼと一緒に提供されることも多く、ミラノを代表する組み合わせとして親しまれています。
どんな味?
オッソブーコというと、トマトで煮込んだ赤い煮込みをイメージする人もいるかもしれません。
しかし、伝統的なミラノ風オッソブーコは、白ワインとブイヨンでじっくり煮込む白っぽい仕上がりが特徴です。
仔牛肉はスプーンでほぐれるほど柔らかく、肉のうま味と野菜の甘みが溶け込んだ、やさしく上品な味わい。
リゾット・アッラ・ミラネーゼとも相性が良く、一緒に食べるのがミラノの定番です。
いつ食べる?
ランチでもディナーでも楽しめる定番料理ですが、特にゆっくり食事を楽しみたいディナーにおすすめです。
ミラノでは、リゾット・アッラ・ミラネーゼにオッソブーコを添える食べ方が定番なので、初めてならぜひ一緒に味わってみてください。

イタリア語表記
Cotoletta alla Milanese
(コトレッタ・アッラ・ミラネーゼ)
どんな料理?
仔牛肉を薄くのばし、パン粉をまぶしてバターでこんがり焼き上げた、ミラノを代表する郷土料理です。
日本のカツレツやとんかつにも似ていますが、本来は仔牛肉を使うのが伝統的なスタイル。
レストランによっては骨付きのまま提供されることもあり、見た目にも迫力があります。
どんな味?
外はサクッと香ばしく、中はやわらかくジューシー。
パン粉の衣は軽く、バターの香りがほんのり感じられる上品な味わいです。
日本のとんかつのようにソースをかける料理ではなく、そのまま食べたり、レモンを絞ってさっぱり味わうのが一般的です。
いつ食べる?
ランチでもディナーでも人気の定番料理ですが、ボリュームがあるため、しっかり食事をしたいときにおすすめです。
「ミラノらしい肉料理を食べてみたい」という人には、ぜひ一度味わってほしい一皿です。
コトレッタ・アッラ・ミラネーゼは、オーストリアの「ウィーン風シュニッツェル」とよく似た料理です。どちらが元祖なのかは諸説ありますが、ヨーロッパを代表するカツレツ料理として知られています。
イタリア語表記
Cassoeula
(カッソーラ)
どんな料理?
豚肉とキャベツをじっくり煮込んだ、ミラノを代表する冬の郷土料理です。
豚肉にはスペアリブやソーセージなどが使われ、長時間煮込むことで肉のうま味がキャベツにしみ込みます。
寒い冬に体を温める家庭料理として、ミラノでは古くから親しまれています。
どんな味?
豚肉のうま味とキャベツの甘みが溶け込んだ、コクのあるやさしい煮込み料理です。
トマトベースではなく、肉や野菜本来のうま味を生かした味わいが特徴。
ボリュームがあり、パンやポレンタと一緒に食べることもあります。
いつ食べる?
冬限定の定番料理です。
寒い季節になるとレストランのメニューに並ぶことが多く、夏には提供していない店も少なくありません。
そのため、春や夏にミラノを訪れる場合は、食べられないこともあります。
イタリア語表記
Minestrone alla Milanese
(ミネストローネ・アッラ・ミラネーゼ)
どんな料理?
野菜や豆、お米などをじっくり煮込んだ、ミラノを代表する家庭料理のスープです。
キャベツやじゃがいも、にんじん、玉ねぎ、インゲン豆など、季節の野菜をたっぷり使うのが特徴。
ミラノらしくパスタではなく、お米を加えることが多いのも特徴のひとつです。
どんな味?
野菜の甘みとうま味が溶け込んだ、やさしく素朴な味わいのスープです。
日本でよく見かけるトマト味のミネストローネとは異なり、トマトを控えめにしたものや、トマトを使わないレシピもあります。
具だくさんなので、スープというより軽い食事として楽しめる一品です。
いつ食べる?
ランチでもディナーでも食べられますが、寒い季節によく親しまれる家庭料理です。
前菜や軽めのランチとして提供されることも多く、寒い日に体を温めたいときにもぴったりです。
ミラノで食べたいパン・スイーツ
Michetta
ミラノを代表する小型の丸いパンです。
外はパリッと香ばしく、中は空洞が多く軽い食感。ハムやチーズを挟んでサンドイッチとして食べられることも多く、朝食やランチにも人気があります。
Panettone
ミラノ発祥といわれる伝統的な発酵菓子です。
レーズンやオレンジピールなどのドライフルーツが入った、ふんわりとした甘いパンで、クリスマスの定番として世界中で親しまれています。
初めてのミラノなら、まず食べたい3品
🥇 リゾット・アッラ・ミラネーゼ
→ ミラノを代表する黄金色のリゾット
🥈 コトレッタ・アッラ・ミラネーゼ
→ 揚げたてをぜひ味わいたいミラノ風カツレツ
🥉 オッソブーコ
→ リゾットとの相性抜群の仔牛肉の煮込み
私が実際に食べたミラノの名物料理
リゾット
リゾット・アッラ・ミラネーゼ

もちろん、ミラノを代表する郷土料理「リゾット・アッラ・ミラネーゼ」は食べてみました。
鮮やかな黄金色から、もっと香辛料の効いた濃い味を想像していましたが、実際はバターやチーズのコクがありながら、塩気は控えめのやさしい味わい。
日本人には、「もう少し味の濃いおかずが欲しい」と感じる人もいるかもしれません。
私が訪れたのは、メルカート・チェントラーレ・ミラノにあるリゾット専門店 「il Riso」。

ここでは Classico alla Milanese(リゾット単体) のほかに、
- + Ragout di Ossobuco(オッソブーコのラグー:オッソブーコを細かくほぐして煮込んだソース)
- + Gorgonzola D.O.P. di Cameri(ゴルゴンゾーラ)
- + Salsiccia(サルシッチャ)
を追加できるオプションがありました。
私はシンプルなリゾットだけを注文しましたが、食べ終わってみると「オッソブーコを追加すればよかった!」と思いました。
リゾット単体でも十分おいしいのですが、日本人には肉料理を合わせた方が満足感が高いと思います。
ミラノで味わうなら、リゾットとオッソブーコを一緒に楽しむのがおすすめです。
Riso al salto(リーゾ・アル・サルト)風の軽食
ミラノに到着して最初に食べたのがこちら。
メルカート・チェントラーレ・ミラノのリゾット専門店で見つけた、お店オリジナルの「Risino Gourmet」。
お店では、Risino Gourmet alle Verdure(野菜のリジーノ・グルメ)という名前で販売されていました。

リゾットをこんがり焼き上げたもので、ミラノ名物のRiso al salto(リーゾ・アル・サルト)をアレンジしたような一品でした。
表面はこんがり香ばしく、中はやわらか。ナスやズッキーニなどの野菜がのっていて、どこか「イタリア版の焼きおにぎり」のよう。これがとてもおいしかった!
ミラノは、イタリアの中でも米料理が身近な街。実際にミラノ中央駅で立ち寄ったリゾット専門店には、定番のリゾットだけでなく、丸く成形して表面をこんがり焼いたものまで、さまざまなリゾットが並んでいました。
個人的に、リゾット・アッラ・ミラネーゼとおかずを注文するか、軽食なら、この焼きおにぎり風おしゃれリゾットがおすすめ。
コトレッタ・アッラ・ミラネーゼ
イタリア旅行最後の夕食は、疲れていたこともあり、ミラノ風カツレツ(コトレッタ・アッラ・ミラネーゼ)をテイクアウトしてホテルでいただきました。

購入したのは、メルカート・チェントラーレ・ミラノにあるカツレツ専門店。
店頭には、シンプルなミラノ風カツレツのほか、生ハムやチーズ、野菜などをトッピングしたものがずらりと並び、どれもおいしそうで迷ってしまいます。
私は生野菜がのったカツレツを選び、さらに炒め野菜とポテト、サラダも一緒に購入しました。
注文すると、大きなカツレツを食べやすい大きさに切り分けて、丁寧にパックへ詰めてくれました。
ただ、一つだけ後悔していることがあります。
それは、出来立てをその場で食べなかったこと。
ホテルに戻ってシャワーを浴びてから食べたため、揚げたてと比べると、お肉は少し硬く感じました。

それでも、肉にも衣にもしっかり味が付いていて、とてもおいしい一品でした。特に、周りのガリガリとした香ばしい衣は印象的で、時間が経ってもサクサク感が残っていたほど。
だからこそ、「揚げたてなら、もっとおいしかっただろうな」と思わずにはいられませんでした。
ミラノでコトレッタ・アッラ・ミラネーゼを食べるなら、ぜひお店で揚げたてを味わうことをおすすめします。
迷ったらこれ!目的別おすすめ
🍽 がっつり食事をしたいなら
🍴まず最初に食べるなら
❄ 冬に訪れるなら
🍞 パン・甘いものなら
ミラノで名物料理を楽しむコツ
ひとり旅で、たくさん歩いて観光を楽しんだあとの食事。
「レストラン探しにあまり時間はかけたくない。でも、せっかくならミラノ名物はしっかり味わいたい。」
そんな方には、メルカート・チェントラーレ・ミラノがおすすめです。

市場という名前ですが、一般的な市場というよりフードホールのような施設で、ミラノ名物からイタリア料理までさまざまなお店が並んでいます。料理を実際に見て選べるので、初めてでも注文しやすいのが魅力です。
ミラノ名物が1か所に集まっているので、気になる料理をその場で選べるのも魅力です。
どの料理も一人前はしっかりボリュームがあるため、一人旅なら無理に何種類も注文せず、気になる料理を選んで楽しむのがおすすめ。テイクアウトできるお店もあるので、ホテルでゆっくり味わうこともできます。
私が訪れたときは、それほど混雑しておらず、一人でも利用しやすい雰囲気でした。

ただし、一人の場合は料理を注文してから席を探す流れになるため、荷物はできるだけコンパクトにしておくのがおすすめ。また、席を立つときは荷物を置いたままにしないよう注意しましょう。
メルカート・チェントラーレ・ミラノは、一人旅でも利用しやすく、自分のペースでミラノ名物を楽しめる場所でした。
まとめ
私自身、実際に食べ歩いてみて、リゾットやカツレツのおいしさはもちろん、料理を目で見ながら選べるメルカート・チェントラーレ・ミラノは、一人旅でも利用しやすい場所だと感じました。
ミラノを訪れたら、ぜひ名物料理を味わいながら、お気に入りの一品を見つけてみてください。







コメント