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フィレンツェで早朝散歩を楽しんでみませんか?
昼間はどこへ行っても多くの観光客で賑わうフィレンツェですが、早朝はそれが嘘のように静かな時間が流れています。
人が少なく、暑さも気にならないため、昼間よりずっと快適に街歩きを楽しめるのも魅力です。
人の少ない石畳の道を歩き、ゆっくり流れるアルノ川を眺め、朝日に照らされるドゥオーモを見上げる。
わずか1時間半ほどの散歩ですが、昼間の観光とはひと味違うフィレンツェの魅力を感じることができました。
今回は、私が実際に歩いた早朝散歩コースをご紹介します。
このコースの基本情報

| 所要時間 | 約1時間30分 |
| 歩行距離 | 約3.5km |
| 難易度 | |
| おすすめ対象 | フィレンツェ宿泊者 |
静かなフィレンツェを楽しむなら、7:00頃までのスタートがおすすめです。
この時間帯は観光客も少なく、ヴェッキオ橋やドゥオーモ周辺もゆったり歩くことができます。
8:00〜8:30頃になると街が少しずつ動き始めるため、その頃に散歩を終えるのが理想的。
私は6:20に出発し、人の少ないフィレンツェを満喫することができました。
こんな人におすすめ
このプランで体験できること
タイムスケジュール
| ⏱️ 0:00 | フィレンツェ駅出発 ↓ 🐾 700m 約10分 |
| 0:10 | サンタ・ローザの堰 ↓ 🐾 600m 8分 |
| 0:20 | サンタ・トリニタ橋 ↓ 🐾 350m 7分 |
| 0:30 | ヴェッキオ橋 ↓ 🐾 350m 7分 |
| 0:45 | シニョーリア広場 (散策・写真撮影) ↓ 🐾 450m 8分 |
| 1:10 | ドゥオーモ広場 ↓ 🐾 1km 15分 |
| 1:30 | フィレンツェ駅 |
攻略ポイント
出発前の朝や移動前の空き時間でも楽しめるのが、このコースの魅力です。
わずか1時間半ほどですが、人の少ないヴェッキオ橋やドゥオーモを歩くだけでも、フィレンツェらしい雰囲気を十分に感じることができます。
フィレンツェ早朝散歩ルート詳細
フィレンツェ駅出発(6:20)
街歩きはフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅からスタート。

6:20頃の駅周辺には、通勤や通学と思われる人の姿がちらほら見られました。
しかし、駅から少し離れるだけで雰囲気は一変。昼間は多くの人で賑わうフィレンツェも、この時間はまだ静かで、ゆったりとした空気が流れています。

まずはアルノ川へ向かいます。
サンタ・ローザ堰 Pescaia di Santa Rosa
アルノ川に設置された堰。

川が見えなくても、近づくにつれて水音が響き渡り、その豪快さが伝わってきます。
実際に目の前に立つと、歴史ある街並みに自然に溶け込みながらも、川幅いっぱいに流れ落ちる水の迫力に圧倒されました。
静かな早朝のフィレンツェで聞く水音は特に印象的で、長い歴史を見守り続けてきたアルノ川が、生きているように感じられたのを覚えています。
サンタ・トリニタ橋 Ponte Santa Trinita(6:40)
サンタ・トリニタ橋について
川沿いを歩いていると、サンタ・ローザ堰から2本目の橋が見えてきます。
サンタ・トリニタ橋は1569年に完成した世界最古の楕円アーチ橋といわれています。
日本ではちょうど織田信長が活躍していた戦国時代。
そんな時代に造られた橋が、450年以上経った今も現役で使われていることに驚かされます。



ヴェッキオ橋を眺める
サンタ・トリニタ橋はヴェッキオ橋のすぐ西側。
フィレンツェ半日街歩きコースとは逆方向からヴェッキオ橋を眺めることができます。
早朝は人も少なく、橋の向こうに並ぶ建物までゆっくり眺められました。

Borgo San Iacopo
ヴェッキオ橋方面へ向かい、アルノ川を渡ると有名な通り「Borgo San Iacopo」へ。
昼間は人通りのある通りですが、この時間はほとんど人がおらず、まるで街全体を独り占めしているような気分になります。

ひとりでこの素敵な通りを独占している感覚が、たまらないのです。
スプローネの噴水(Fontana dello Sprone)

Borgo San Iacopoの通りに入る交差点の壁に設置されています。
1600年代初頭の作品だそう。
観光のために訪れる場所ではありませんが、静かな朝の街を歩いていると、こうした何気ない噴水との出会いも楽しいものです。
ヴェッキオ橋(6:50)
ヴェッキオ橋も昼間とは正反対の静けさ。

橋の中央にあるチェッリーニ像も、静かに朝を迎えているようでした。
チェッリーニは16世紀ルネサンス期を代表する金細工師・彫刻家です。
ウフィツィ美術館を通り抜ける
再び川を渡り、ウフィツィ美術館前へ。
昼間は多くの観光客で賑わう場所ですが、この時間はほとんど人がいません。
誰もいない回廊を歩いていると、「本当にここを通っていいの?」と思うほど静か。
柱の間に並ぶ彫像や建物の細かな装飾もゆっくり眺めることができ、入館しなくても十分に見応えがありました。

バッコの噴水(Fontana del Bacco)

この裸の青年は、ローマ神話の酒の神 バッカス(Bacchus)。
右手にワイン杯を掲げている姿で、16世紀に制作された彫刻が元になっています。
現在外にあるものはレプリカですが、静かな朝の街角に立つ姿はなかなか印象的でした。
シニョーリア広場
ほとんど人がいないシニョーリア広場。
ヴェッキオ宮殿やロッジア・デイ・ランツィも人に遮られることなく眺めることができ、「こんなに広かったの?」と思うほど開放感がありました。

ダビデ像(レプリカ)やヘラクレス像もゆっくり見ることができ、まるで屋外美術館を貸し切っているような気分になります。

ドゥオーモ広場
朝の光の中で見るドゥオーモは、一段とパステルカラーが美しい印象でした。
白・緑・ピンクの大理石で彩られた外壁は、強い日差しの昼間よりも柔らかく見えます。

何度見ても圧倒される大きさですが、朝の時間帯はどこか優しい雰囲気も感じられました。

フィリッポ・ブルネレスキ像

ブルネレスキは、ルネサンス建築の父と呼ばれる人物。
フィレンツェ大聖堂の巨大クーポラを設計したことで知られています。
当時は実現不可能とも言われていた大工事を成功させたことから、その才能は今も高く評価されています。
この像が印象的なのは、その視線の先に自ら設計したクーポラがあること。
まるで完成した作品を見守っているように見えました。
フィレンツェ駅
朝の散歩も終了。フィレンツェ駅へ戻ってきました。

有名観光地を巡ったわけではありませんが、この朝の時間が今回のフィレンツェ滞在で最も印象に残った時間のひとつです。
朝食をゲット!

駅の中や駅周辺には、比較的早くからオープンしているバーやパン屋さんがありました。
私はパニーニをテイクアウトしてホテルでいただきました。
まとめ
フィレンツェ観光といえばドゥオーモやヴェッキオ橋が有名ですが、早朝に歩いてみると昼間とはまったく違う表情を見ることができます。
人の少ない石畳の道、静かなアルノ川、朝日に照らされるドゥオーモ。
わずか1時間半ほどの散歩でしたが、私にとっては観光スポット巡りと同じくらい印象に残る時間でした。
フィレンツェで朝の時間が取れるなら、ぜひ一度歩いてみてください。








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