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ベトナム・ハノイ旅行では、どのくらい現金を用意すればよいのでしょうか。
「1日5,000円あれば足りる」「2泊なら1万円程度」など、さまざまな目安がありますが、必要な金額は旅行日数だけでは決まりません。
ローカル食堂や市場を利用する人と、レストランやGrabをカードで支払う人では、必要な現金が大きく変わります。
私は初めてのハノイひとり旅で、日本円1万円分をベトナムドンに両替しましたが、帰国時にはかなり余っていました。
この記事では、私の体験も紹介しながら、食事・交通・観光・買い物などの相場をもとに、自分の旅程に必要な現金を計算する方法をまとめます。
※料金・サービス内容は2026年8月確認。現地価格や為替レートは変動するため、旅行前に最新情報をご確認ください。
自分に必要な現金を計算してみよう
食事・交通・観光・買い物など、現金で支払う予定額を入力すると、合計額と日本円でのおおよその金額を計算できます。
金額が分からない場合は、このあとの相場や計算例を参考にしてください。
| 項目 | 計算の目安 | 小計 |
|---|---|---|
| 食事・飲み物 |
食事:○回 × ○VND カフェ:○回 × ○VND |
VND |
| 交通 | 利用回数 × 予定額 | VND |
| 観光 | 施設数 × 入場料 | VND |
| 買い物 | 予定額 | VND |
| その他・予備 | 予定額 | VND |
| 合計 | 0 VND | |
日本円にすると 約0円
必要な現金は「使う場面×回数」で考える
ハノイ旅行で必要な現金は、「1日○円」と日数だけで考えるより、現金を使う場面と回数から計算する方が分かりやすくなります。
- ローカル食堂を何回利用するか
- ツアーに食事が含まれているか
- Grabを現金で支払うか
- 路線バスを何回利用するか
- 市場で買い物をするか
- 観光施設のチケットを事前購入しているか
同じ日数でも、使い方によって必要な現金は変わります。
まずは、自分の旅程から「現金で支払う予定」を書き出してみましょう。
現金の目安は、次の4項目で考える
| 項目 | 考え方 |
|---|---|
| 食事・飲み物 | 現金で支払う食事やカフェの回数 |
| 交通 | バスや現金払いのGrabを使う回数 |
| 観光 | 現金で支払う入場料 |
| 買い物 | 市場や小さな店でのおみやげ代 |
この4項目を合計し、少し予備費を加えれば、自分に必要な両替額が見えてきます。
ハノイで現金が必要になる場面
ハノイではクレジットカードを利用できる場所も増えていますが、どこでもカードだけで旅行できるわけではありません。
現金が必要になることが多いのは、次のような場所です
- ローカル食堂や屋台
- 市場や小さな商店
- 路線バス
- 現金払いを選択したGrab
- 一部の観光施設
- 小さなカフェ
- チップを渡す場合
一方、ホテル、大型スーパー、ショッピングモール、コンビニ、観光客向けのレストランなどでは、カードを使えることが増えています。
ただし、カードを利用できる店でも、少額の支払いには使えないことがあります。街歩きには、少額のベトナムドンを持っておくと安心です。
1回あたりの金額のめやす
まずは、ハノイで現金を使うことが多い場面の、おおよその金額を確認してみましょう。
| 現金を使う場面 | 1回あたりの目安 |
| ローカル食堂での食事 | 40,000~100,000VND (約250~610円) |
| カフェ・コーヒー | 20,000~60,000VND (約120~370円) |
| 市内の路線バス | 10,000~20,000VND前後 (約60~120円) |
| 空港バス86番 | 50,000VND (約310円) |
| GrabCarの市内移動 (現金払いを選ぶ場合) | 40,000~100,000VND前後 (約250~600円) |
| 観光施設の入場料 | 30,000~100,000VND前後 (約180~610円) |
| 市場・小さな店でのおみやげ | 買う物により100,000VND~(約610円~) |
| ツアーガイドなどへのチップ | 予約時の案内やサービス内容による |
※日本円は、1円=約165VNDとして計算した大まかな金額です。最新の為替レートはこちら
食事代は、ローカル食堂で軽く食べる場合と、観光客向けのレストランで食事をする場合で大きく変わります。
Grabの料金も、移動距離・時間帯・混雑状況によって変動します。実際の料金は、配車を確定する前にアプリで確認できます。
空港バスや路線バスの運賃は、改定されることがあります。乗車時の案内を優先してください。
現金予算から外せる支払い
旅行中の食事回数を、すべて現金予算に入れる必要はありません。
たとえば、次のような予定がある場合は、その分を現金の計算から外せます。
- ツアーに昼食が含まれている
- ホテルの朝食が付いている
- 早朝出発の日はコンビニで軽く済ませる
- 観光客向けレストランではカードを使う
- Grabはアプリに登録したカードで支払う
- 観光チケットを日本で事前購入する
- 徒歩中心で、路線バスは数回だけ利用する
大切なのは、旅行中の食事回数ではなく、そのうち何回を現金で支払う予定なのかを数えることです。
Grabはカード払いと現金払いを選べる
Grabは、現金だけでなく、アプリに登録したクレジットカードやデビットカードでも支払えます。
カード払いを選択すれば、降車時に現金を渡す必要がありません。小額紙幣やおつりを気にせず利用できるため、現金を減らしたい人には便利です。
ただし、ベトナムで外国発行のカードを利用すると、Grab側で4%の海外決済手数料が加算されます。カード会社の海外事務手数料が別にかかる場合もあります。
料金が安い市内移動なら、手数料はそれほど大きな金額にはなりません。多少の手数料がかかっても、現金を減らしたい人にはカード払いが便利です。
一方、カードがうまく登録できない場合や、決済エラーが起きる可能性もあります。Grabをカード払いにする場合でも、予備として少額の現金を持っておくと安心です。
予約を確定する前に、支払い方法が「現金」になっているか「カード」になっているかを確認しましょう。
クレジットカードが使える場所
ハノイでは、次のような場所でクレジットカードを利用できることが増えています。
私が利用した中では、ロッテマート、日本人向けのおみやげ店「ハノイ商店」、レストラン「クアンアンゴン」などでカードを利用できました。
ただし、カードへの対応は店舗や利用金額によって異なります。注文や会計の前に、カードを利用できるか確認しておきましょう。
海外でカードを利用すると、カード会社の海外事務手数料がかかる場合があります。
また、決済時に日本円とベトナムドンを選べる場合は、基本的に現地通貨の「VND」を選びます。
日本円を選ぶと、店舗側が設定した換算レートが適用され、割高になることがあります。
2泊4日の計算例
【計算例】2泊4日の場合
たとえば、次のような2泊4日の旅程を考えてみます。
この場合は、次のように計算できます。
| 項目 | 計算 | 金額 |
|---|---|---|
| 食事・飲み物 | 食事:5回×80,000 カフェ:5回×40,000 | 600,000VND |
| 交通 | バス:3回×15,000 | 45,000VND |
| 観光 | 2か所×70,000VND | 140,000VND |
| 買い物 | 市場でおみやげ | 200,000VND |
| その他 | 予備費 | 100,000VND |
| 合計 | 1,085,000VND |
1,085,000VNDは、1円=約165VNDで計算すると約6,600円です。
このように、現金で支払う予定を4項目に分け、最後に少し予備費を加えると、自分に必要な両替額をざっくり計算できます。
私の2泊4日の場合|1万円では多かった
私が2023年に初めてハノイをひとりで訪れたときは、念のため日本円1万円分をベトナムドンに両替しました。
宿泊費やツアー代は事前に支払い、クレジットカードも併用。現金では、ローカル店での食事や飲み物、おみやげなどを購入しました。
それでも、帰国時にはベトナムドンがかなり残っていました。
正確な使用額を記録していたわけではありませんが、振り返ると、私の過ごし方なら6,000円分程度でも足りたと思います。
ただし、これは2023年当時の私の体験です。現在とは物価や為替レートが異なり、ツアーに含まれていた食事や、カードで支払ったレストランもあります。
そのため、「2泊なら6,000円で足りる」という意味ではありません。参考例として読んでもらえると嬉しいです。
どこで両替する?空港・市内・ATM
ハノイでベトナムドンを用意する主な方法は、次の3つです。
ノイバイ空港で両替する
ノイバイ空港の国際線ターミナルT2には、銀行系の両替カウンターやATMがあります。
空港の両替所は、市内よりレートが良くない場合があります。
ただし、空港から市内まで路線バスを利用する場合は、乗車前にベトナムドンが必要です。また、短い旅行では、市内で両替所を探す時間ももったいなく感じます。
両替する金額がそれほど多くない場合は、レートの差だけでなく、到着後すぐに使える便利さも考えて選びましょう。
短期間の旅行で必要な分だけ両替するなら、空港でまとめて用意する方法も現実的です。
市内では銀行や正規の両替所を利用する
市内で両替する場合は、銀行や、外貨両替の認可を受けたホテル・両替所を利用します。
以前は、ハノイ市内の貴金属店などが両替場所としてよく紹介されていました。
しかし、2026年2月9日から、無認可の業者や個人との外貨両替について、利用者側にも取引額に応じた警告や罰金が科される規定が施行されています。
両替できる店か判断できない場合は利用せず、銀行や空港、認可された両替カウンターを選びましょう。
銀行での両替にはパスポートが必要になることがあります。また、平日の営業時間が中心のため、短い旅行では利用しにくい場合があります。
ATMでベトナムドンを引き出す
現金が足りなくなった場合は、ATMでベトナムドンを引き出す方法もあります。
海外ATMに対応したデビットカードや、クレジットカードの海外キャッシングを利用できます。
ただし、利用するATMやカードによって、次のような費用がかかる場合があります。
- 現地ATMの利用手数料
- カード会社の海外ATM手数料
- 海外キャッシングの利息
- 為替換算にかかる手数料
出発前に、自分のカードが海外ATMに対応しているか、手数料はいくらかを確認しておきましょう。
ATMの画面で日本円換算とベトナムドン払いを選べる場合は、基本的に現地通貨の「VND」を選びます。
私の場合、ATMは最初から使う方法ではなく、現金が足りなくなったときの予備として考えています。
両替するときに確認したいこと
両替をするときは、カウンターを離れる前に受け取った金額を確認します。
ベトナムドンは桁数が多いため、慣れるまでは金額を見間違えやすい通貨です。
また、500,000VND札ばかりだと、路線バスや小さな店では使いにくくなります。少額紙幣も混ぜてもらうと使いやすくなります。

両替するときは、「Small money, please.」などと伝え、小額紙幣も混ぜてもらいましょう。
両替時のレシートは、帰国まで保管しておきましょう。余ったベトナムドンを再両替するときに、レシートが必要になる場合があります。
ベトナムドンを使うときの注意
ベトナムドンは桁数が多く、慣れるまでは紙幣を間違えやすい通貨です。
「K」は1,000を表す
店頭やメニューで「50K」と表示されている場合、Kは1,000を表します。
- 20K=20,000VND
- 50K=50,000VND
- 100K=100,000VND
ゼロを3つ省略した表記だと覚えておくと分かりやすくなります。
20,000VND札と500,000VND札に注意
20,000VND札と500,000VND札は、どちらも青系の色をしています。
金額には大きな差があるため、高額紙幣を出す前に、ゼロの数をもう一度確認しましょう。
高額紙幣は小さな店やバスで使いにくい
路線バスや小さなローカル店では、高額紙幣を出してもおつりがない場合があります。
100,000VND以下の紙幣をいくつか持ち、500,000VND札はホテルやスーパー、レストランなど比較的大きな支払いで使うと便利です。
現金は一か所にまとめない
必要な現金をすべて同じ財布に入れず、街歩きで使う分だけを取り出しておくと安心です。
私は、すぐ使う小額紙幣と予備の現金を分けて持つようにしています。
余ったベトナムドンはどうする?
ベトナムドンが少し余った場合は、空港で飲み物や食事、おみやげなどに使えます。
店舗によっては、残った現金を使い、不足分をカードで支払える場合もあります。会計前に店員さんへ確認してみましょう。
ノイバイ空港には、現金で利用できるマッサージチェアもありました。
私は残ったベトナムドンの一部を使い、旅の最後に何度も利用しました。やりすぎて、逆に背中が痛くなったほどです。
ベトナムドンは、日本で再両替できる場所が少なく、少額紙幣は対応してもらえない場合があります。両替できても、レートがあまり良くないことがあります。
少額なら、現地で使い切るか、次回のベトナム旅行用に保管するのが現実的です。
まとまった金額が残った場合は、空港などの正規の両替カウンターで、別の通貨へ再両替できるか確認しましょう。
両替額を増やした方がよい人・減らせる人
同じ日数の旅行でも、過ごし方によって現金の必要額は変わります。
現金を多めに用意した方がよい人
現金を少なめにできる人
最初から多額を両替するより、自分が現金を使う予定を確認して、必要な分を用意する方がベトナムドンを余らせにくくなります。
まとめ|現金で払う予定を数えて両替額を決めよう
ハノイではカードを利用できる場所も増えていますが、ローカル食堂や市場、路線バス、小さな商店などでは、まだ現金が必要です。
必要な現金は、旅行日数だけでは決まりません。
- 現金で食事をする回数
- バスやGrabを現金で利用する回数
- 現地で支払う観光施設の入場料
- 市場などで使う買い物代
この4項目をもとに、自分の旅程に合わせて計算してみましょう。





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