【イタリア5日目】最後の晩餐とミラノ街歩き|ドゥオーモ・ガッレリア・最後の夕食

イタリア

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ローマから高速鉄道イタロでミラノへ戻ります。

予約していた「最後の晩餐」を見学し、その後はミラノの街をのんびり散策。
ドゥオーモやガッレリアを歩きながら、ミラノ時間を楽しみます。

そして夜は、ミラノ風カツレツやリゾットを食べて、イタリア最後の夕食。

観光も、街歩きも、食事も。
「もう終わってしまうんだなぁ」と少し感じ始めた、イタリア5日目です。

▶︎この旅(イタリア周遊5泊7日)の全体ルート

9:05|ミラノ行きイタロ

ローマを出発して、イタリア最後の街・ミラノへ向かいます。

前回、ピサからローマへ向かった海岸線の列車では、あまり良くない空模様と、窓の汚れ問題で、外の景色はほとんど楽しめませんでした。

でも今回は違う。

窓の外には、気持ちいいくらいの青空。
緑の丘や田園風景がどこまでも続き、ローマの賑わいや歴史的な建造物とはまったく違う景色が広がります。
特別な観光地ではないけれど、こういう何気ない車窓の風景こそ、旅の途中で出会う贅沢な時間なのかもしれません。

羊がのんびり草を食べていたり、小さな家がぽつんと建っていたり。
ただ車窓を眺めているだけなのに、なんだか癒やされる時間でした。

昨夜はしっかり寝たはずなのに、電車に揺られていると眠くなってくる…。

気づけば、約3時間の移動もあっという間。
いよいよ、旅の最後の街・ミラノに到着です。

12:25|ホテルチェックイン

チェックイン時間は14:00から。

まだ少し早かったけど、とりあえず荷物だけでも預かってもらおうと思い、先にホテルへ向かいました。
すると、「部屋の準備ができているので、もうチェックインできますよ」との嬉しい言葉。

長距離移動のあとだったので、これはかなり有難い…。

さっそく部屋へ入ると、これまで泊まってきたB&Bとは少し違う、ホテルらしい整った空間。

木目調の落ち着いた部屋で、なんだかちょっと安心感があります。

荷物だけ置いて、少し休憩。
…と言いつつ、やっぱり早く街を歩きたい。

すぐにミラノの街歩きへ出発です。

▶︎Best Western Madison Hotel詳細

12:45|サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会までの街歩き

ミラノを歩き始めて、まず感じたのは「都会っぽさ」。

これまで歩いてきたフィレンツェやピサ、ローマとは少し違って、高層ビルがかなり多いんです。

歴史的な建物だけじゃなく、ガラス張りの近代的なビルも普通に並んでいる。

数日間、遺跡や教会、石造りの街並みばかり見ていたので、この近未来的な景色には少しワクワク。
高層ビルなんて日本でも見慣れているはずなのに、旅の終盤に出会うとなんだか新鮮に感じるものです。

そんなことを考えながら、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ向かって歩きます。

ストリートマーケットに興味津々

しばらく歩いていると、急に賑やかなエリアへ。

歩行者天国の道路では、ストリートマーケットが開かれていました。

野菜や魚、チーズなどの生鮮食品から、洋服や日用品まで、本当に何でもある。

観光客向けというより、地元の人たちの日常の市場みたい。

なんだかすごく面白そう…。

ゆっくり見たかったけど、今日は予約時間があるので先を急ぎます。

「またミラノにいる間に、どこかで見られるかな?」
そう思っていたけど、結局この市場が最初で最後でした。

キラキラしたブランドショップのイメージが強いミラノ。
でも実際には、ちゃんと“普通の生活”がある。
そんな日常の空気を少し見られたのが、なんだか嬉しかった。

スフォルツェスコ城 を通り抜ける

さらに歩いていくと、重厚感のある大きな城壁が見えてきました。

「え、ここ入っていいの?」
と思いながら門をくぐると、中庭はかなり広い。

観光客だけじゃなく、地元の人たちものんびり過ごしていて、公園みたいな雰囲気もあります。

中は博物館になっているみたいだけど、今回は通り抜けるだけ。

それでも十分迫力がありました。

街を通り抜けてサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ

もうひとつ、ミラノを歩いて気づいたこと。
他の街に比べて、道が広い。

石畳も比較的少なくて、車や路面電車がかなり走りやすそう。

ローマでは観光客が歩き回っていたけど、ミラノではみんな目的地へ向かってサッサと移動していく感じ。

観光都市というより、“働く街”みたいな空気があります。

黙々と歩いているのは、私くらい?!

そんなことを思いながら進んでいくと、赤茶色の建物が見えてきました。

いよいよ、最後の晩餐です。

13:30|最後の晩餐を見る

ここは事前にネット予約済み。

チケットも手元にあるので安心…と思っていたけど、現地に着いて最初に困った。

「あれ?どこに並ぶの?」
他の人気観光地みたいな大行列がまったく無いんです。

とりあえず、人が多そうな場所へ行って並んでみることに。

すると、ちょうど後ろに並んだ日本語ガイドの方が、「そのペットボトルは持ち込めないよ。あっちで預けられるよ」と教えてくれました。

広場を挟んだ向かい側には、小さな建物。
そこに「Ticket Office」の看板があり、小さな列ができていました。

ここでチケット確認。
飲み物や大きな荷物は、ロッカーへ預ける必要があるようです。

私はペットボトルの水がほとんど残っていなかったので、その場で一気に飲み干しました。

そして再び入口へ。

相変わらず列らしい列はなく、その時間に予約している25人ほどが、静かにスッと入場していく感じ。

なんだか、美術館というより“特別な部屋”へ入っていくような空気でした。

さてさて、最後の晩餐。

部屋の奥の壁に描かれていたこの絵。
最初の印象は、「色うっすい!」でした。

昔、教科書などで見ていた印象よりもかなりぼんやりしていて、
「私の目がおかしい?」
「メガネ曇った?」
と思ったくらい。

長い年月の中で劣化してしまったそうです。

それでも、“本物を目の前で見る”という体験はやっぱり特別。
静かな空間の中で、じっくり最後の晩餐を眺める時間を楽しみました。

▶︎最後の晩餐を見る詳細(予約・行き方・ちょっと豆知識)

14:35|ミラノの街歩きを楽しむ

最後の晩餐を見終わって、なんだか満足感いっぱい。

時間に追われる感じもなく、今日はそのままミラノの街をのんびり歩いてみることにしました。

ローマでは、歩けばすぐ見つかったジェラテリア
ミラノでは意外と見かけなくて、「あれ?ジェラート屋さん少ない?」なんて思いながら歩いていたところ、ようやく道路脇に小さなお店を発見。

これは寄るしかない。

ショーケースの中には、色とりどりのジェラート。

どれも美味しそうで、かなり迷う…。
そしてここで気づいた。
「昼ごはん食べてない。」
ということで、トリプルフレーバーのジェラートでお腹を満たします。

甘いものを食べて、のんびり街歩き。
こういう時間も、旅の好きなところ。

しばらく歩いていると、通りの奥にギザギザした真っ白い建物が見えてきました。

いよいよ、ミラノのドゥオーモです。

15:05|大聖堂広場とガッレリア

何度もテレビや雑誌で見てきた、ミラノのドゥオーモ。

でも、実際に目の前で見ると想像以上。

とにかく大きい。
そして、やたら尖ってる。

細かすぎる装飾が建物全体にびっしり並んでいて、近くで見ると情報量がすごい。

しかも、写真では真っ白に見えていた外壁も、実際には少しクリーム色っぽい部分や黒ずんだ部分が混ざっていて、「本当に長い年月ここにある建物なんだ」と感じます。

大聖堂広場には、世界中から集まった観光客。

みんな写真を撮ったり、広場に座って休憩したり、それぞれ自由に過ごしていました。

そして、お隣のガッレリアへ。

ここは、ミラノを代表する高級ショッピングアーケード。

「ファッションの聖地」と呼ばれるだけあって、並んでいるのは世界的な高級ブランドばかり。
でも実際に印象的だったのは、お店よりも建物そのもの。

ガラス張りの天井、豪華な装飾、重厚感のある空間。
ショッピングモールというより、“巨大な宮殿”みたい。

買い物をしなくても、歩いているだけで十分楽しい場所でした。

15:40|ミラノのドゥオーモに入場してみる

再びドゥオーモへ戻ってみると、入場待ち用のフェンスがある場所に、なぜか誰も居ない。

「もしかして今なら入れる?」

そう思って近づいてみると、入口付近にQRコードを発見。
その場で読み込んでみると、なんとすぐ予約できる!

「よし、今から入ろう」

思い立った勢いのまま、その場でネット予約して入館しました。

これはちょっとラッキー。

外から見たドゥオーモは、真っ白で繊細な建物。
でも中へ入ると、雰囲気はまったく違いました。

グレーの巨大な柱が何本も並び、重厚感がすごい。

外の“尖った華やかさ”とは違って、中は静かで落ち着いた空間です。

奥へ進むと、大きなステンドグラス。

近くで見ると色が本当に細かくて、思わず見上げてしまいます。

広い館内をぐるっと歩いているだけでも楽しい。

そして途中、並んでいた椅子に少し座ってみました。

ただの木の椅子のはずなのに、不思議なくらい落ち着く。

無宗教の私でも、ここに居るとなんだか心まで静かになる感じがありました。
教会って、こういう空気なんだなぁ…。

そのチケットで入れるドゥオーモ博物館にも立ち寄ってみます。

館内には、ドゥオーモの巨大な模型も展示されていて、「こんなの作ったの?!」と、改めて建築の凄さを実感。

予定外だったけど、ドゥオーモの中まで見ることができて大満足。

そのまま、ホテル方向へ向かって歩き始めます。

▶︎ミラノドゥオーモの詳細

17:10|ドゥオーモからミラノチャントラーレ駅

歩いていると、「プラダを着た悪魔2」のイベントを発見。

巨大な赤いヒールが、いかにもミラノっぽい。

たしか舞台はニューヨークだったはずだけど、ここミラノにもぴったり似合う映画だなぁ…と思いながら眺めていました。

パート2も観たい。

そのまま駅方向へ向かって歩きながら、いろんな通りを歩いてみます。

ここまで歩いてきたフィレンツェやローマとは、街の雰囲気がかなり違う。

観光客向けのお土産屋さんや革製品のお店はあまり見かけず、並んでいるのは綺麗なブティックばかり。

そして石畳も、大きめでフラットなものが多い。

なんとなく、“歩きやすい都会”という感じがしました。

そして見えてきたのは、初日にイタリアへ到着して最初に圧倒されたミラノ・チェントラーレ駅。

改めて見ても、やっぱり大きい。

そして豪華。

外観だけでも迫力がすごい。

今回は迷わず、そのままメルカート・チェントラーレへ向かいます。

18:15|メルカートチャントラーレで夕食探し

メルカート・チェントラーレで夕食探し。

いろいろ見て回ったけど、やっぱりミラノ風カツレツを食べてみたい。

だけど、かなり歩いて疲れていたので、今回はテイクアウトでオーダーすることにしました。

それにしても、どれも美味しそう。

そしてふと気づく。

「今日で最後。食べ忘れはない?」

そんなことを考えながら歩いていると、シンプルなリゾットが目に入りました。

初日にリゾット専門店には行ったけど、いわゆる“王道リゾット”はまだ食べてない。

これは食べておきたい。

そう思って、テイクアウトのミラノ風カツレツを片手に、追加でリゾットも注文。

お昼はジェラートだけだったので、かなりお腹も空いていました。

出来立てのリゾットはアツアツ。

少しだけ芯の残るお米に、濃厚なチーズの味。

具材はほとんど入っていないのに、不思議と深みがある。

そして、食べ進めるうちに、その芯もだんだん気にならなくなっていく。

これが本場のリゾットなんだなぁ…と思いながら完食。

美味しかった。満足。

19:15|ホテルへ戻る

まだまだ外は明るくて、19時を過ぎている感じがしない。

ホテルへ戻って、テイクアウトしたミラノ風カツレツを開封。

思った以上にボリュームがある。

「これ食べきれるかな…?」と思ったけど、野菜もたっぷり入っていて嬉しい。

カツレツは、それ自体にしっかり味がついていて美味しい。

だけど、きっとこれは揚げたてをその場で食べた方が、もっと美味しい料理なんだと思う。

ミラノ風カツレツは、テイクアウトより店内で食べる方がおすすめかもしれません。

とはいえ、私はシャワーを浴びて、部屋でダラダラしながら食べられるので大満足。

こういう時間も、旅の楽しさのひとつ。

まとめ

ローマからミラノへ戻り、予約していた「最後の晩餐」を無事に見ることができて、本当に良かった。
実際に目の前で見るその絵は、教科書で見ていた印象とは少し違い、長い年月を感じる不思議な存在感がありました。

そして、たまたま当日予約で入ることができたミラノドゥオーモ。
真っ白な外観とは違う、重厚感のある内部空間とステンドグラス。
あの静かな空気感は、今でも印象に残っています。

街歩き、ジェラート、リゾット、ミラノ風カツレツ。
最後のミラノをのんびり歩きながら、「もう旅も終盤なんだな」と少しだけ実感し始めた1日でした。

▶︎この旅(イタリア周遊 5泊7日)の全体像
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