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イタリア4日目、ローマ2日目。
明日は朝からミラノへ移動するので、この日がローマを歩ける実質最後の日です。
昨日は、コロッセオやフォロ・ロマーノ、バチカン美術館など、予約必須の王道スポットを中心に観光。
一方、この日は「歩きながらローマを感じる日」にする予定。
見たい場所、有名スポットはまだまだたくさんある。
実際、1日でどこまで歩いて周れるのか。
まずは、昨日の夕方に歩いた道を逆方向へたどりながら、朝のバチカンへ。
混雑する前に、サン・ピエトロ大聖堂へ向かいます。
旅行日:2026年4月15日(水)
天気:(雨あがり)晴れ
行動エリア:ローマ
6:30|雨上がり、ローマの街歩きスタート
昨夜から今朝早くまでは雨。
街歩きできるかな?と少し不安だったけれど、なんだかツイてる。
朝にはしっかり雨があがっていました。

濡れた石畳が朝日に反射して、ローマの街がキラキラ光って見える。
空気もひんやり気持ちよくて、朝のローマを歩ける嬉しさに、自然と足取りも軽くなりました。
6:45|トリトーネの噴水
まだ濡れている石畳と噴水に朝日があたって、とても綺麗。

それにしてもこの噴水、最初は下の部分がシャチホコみたいにも見えるし、肩車してるみたいにも見えて、「なんだこれ?」って思っていました。
でも、ズームして見てみると全然違う。

想像以上に繊細な彫刻で、よく見るとかわいい蜂までいる。
海の神様なのに、なんで蜂???
あとで調べたら、教皇バルベリーニ家の紋章らしい。
6:55|トレヴィの泉
昨日は人でごった返していたトレヴィの泉。
朝なら空いてるかな?と思って来てみたけれど、まだ7:00前にも関わらず、すでにかなり人が居ました。

やっぱりローマの超人気スポット。
みんな考えることは同じらしい。
7:05|パンテオン
こちらはまだほとんど人が居ません。

さっきまで曇っていた空も、少しずつ青空に変わってきました。
「今日は良い日になりそう」
そんなことを思いながら、静かな広場を歩きます。
7:25|ヴィットリオ エマヌエーレ 2世橋
テベレ川にかかる橋まで来ると、朝日に照らされたローマの景色が本当に綺麗。

昨日も同じ景色を見たはずなのに、朝の光になるだけで全然違って見えました。
7:30|サン・ピエトロ大聖堂
昨日、異世界みたいだと感じたバチカン市国のバチカン美術館。
サン・ピエトロ大聖堂にも、どこか同じ空気が漂っていました。

まだ朝早い時間だからか、人も少ない。
広場は静かで、巨大な建物だけが朝日に照らされていて、なんだか現実感が薄い。
早朝だったおかげか、まったく並ばずに入場することができました。

中に入ると、さらに圧倒。
天井も柱も装飾も、全部がキラキラで、とにかく情報量がすごい。
視線を上に向けても横を見ても、彫刻や模様、絵画がびっしり。

しかも、そのひとつひとつが信じられないくらい細かい。
「ここだけ頑張った」じゃなくて、視界に入る場所全部が本気で作られている感じ。
目を向けた先すべてが芸術作品でした。
それにしても、不思議なのが空気感。

豪華で煌びやかなのに、騒がしい感じは全然なくて、むしろ静かで少し緊張感がある。
昨日のバチカン美術館とはまた違う、“宗教の中心地”みたいな雰囲気を感じました。
いやぁ……バチカン市国すごい。
建物も芸術も圧倒的なんだけど、それ以上に「ここ、本当にひとつの国なんだ」と感じる瞬間が何度もありました。

カラフルな制服の衛兵たちも、なんだか現実離れした雰囲気。
いつの間にか、別世界に入り込んだような感覚でした。

ちなみに、サン・ピエトロ大聖堂ってクーポラにも登れるらしい。
…のだけど、この時の私は完全に存在を忘れていました。というか、広場と大聖堂だけで情報量が多すぎて、もうお腹いっぱい状態。
「これ以上まだあるの!?」みたいな感覚。
あと、不思議だったのが、iPhoneのシャッター音。
海外旅行だと写真撮影時のシャッター音が消えることが多くて、イタリアでもずっと無音だったんだけど、なぜかバチカンでは音が鳴っていました。
場所の問題なのか、設定なのかはよく分からないけど、ちょっと不思議。
大満足で、バチカンを後にします。
▶︎ サン・ピエトロ大聖堂詳細はこちら
8:20|古代ローマエリア南側へ向かう
映画『ローマの休日』で強烈に印象に残っていた「真実の口」。
別に口に手を入れたいわけじゃないんだけど、“あの場所”を自分の目で見てみたい。
バチカンとは反対方向だけど、まだ朝。
全然歩けそうな気がして、そのまま古代ローマエリア方面へ向かいました。
8:40|何気なく立ち寄ったヌオーヴァ教会
歩いている途中、たまたま扉が開いていたので、なんとなく入ってみたヌオーヴァ教会。

さっきまでサン・ピエトロ大聖堂を見ていたので、正直ちょっと感覚が麻痺していたけれど、それでも十分すごい。
静かな空間に、びっしり描かれた天井画。
ローマって、何気なく入った教会ですら普通じゃない。
8:50|トッレ・アルジェンティーナ広場

歩いていると、突然街の中に遺跡が現れました。
「え、なにこれ?」
ローマでは本当にこういうことが普通に起きる。

最初は何の遺跡か全然分からず、とりあえず写真だけ撮っていました。
9:05|真実の口&テベレ川周辺を散策
真実の口へ向かう途中にも、普通に遺跡が転がっている。

「どこにあるんだろう?」と迷いながら歩いていたのだけど、近くまで行くと、鉄のフェンス越しに突然あの顔が現れました。

まだ開館前だったので、中に入ったり、実際に口へ手を入れたりはできません。
でも、人がほとんど居ない朝の真実の口は、映画で見るよりずっと静かで不思議な雰囲気でした。

柵の間から写真を撮っていると、少しずつ他の観光客も集まり始めます。
9:15|ロット橋・ファブリキウス橋
真実の口周辺からテベレ川沿いを歩いていると、世界最古級の橋といわれるファブリキウス橋が見えてきました。

なんと、紀元前に造られた橋らしい。
2000年以上前に、こんな広い川へ橋を架けたことにも驚くし、それが今でも普通に残っていることがもっと信じられない。

ローマって、“昔の遺跡”じゃなくて、“昔のものが今も普通に街の中で生きてる”感じがする。
このあと、ヴェネツィア広場方面へ向かって歩きます。
9:30|ヴェネツィア広場周辺
観光の中心エリア、ヴェネツィア広場に近づいてくると、時間的にも重なってか、一気に人が増えてきました。
朝の静かなバチカン周辺とは雰囲気が全然違う。
観光バスも増えてきて、「ローマ観光の中心地に来たなー」という感じ。
9:35|コルドナータ・カピトリーナ
ここは有名な坂道。

登った先には広場があり、その奥には昨日歩いたフォロ・ロマーノを見下ろせる場所もありました。

ローマって、本当に高低差が多い。
「気になる階段がある→登る→また次の階段が見える」
の繰り返し。
9:50|隣の階段、アラコエリの階段
疲れたなんて言っていられない。
やっぱり階段の先が気になってしまうので、また登ります。

登った先には教会。
ここも天井や装飾が細かく、静かで綺麗な空間でした。

歩き回って少し暑くなっていた体も、教会に入るとひんやり冷えて気持ちいい。
ローマの教会って、観光地でもあるんだけど、同時に“休憩所”みたいな感覚もある。

それにしても、この辺りは観光バスが本当に多い。
しかも、かなり渋滞している。
というか、そもそもローマの街って道が狭い場所も多いし、こんな大型バスでどこまで入っていけるんだろう?
「時間通り進めるのかな…?」なんて、つい心配になってしまいます。
10:10|ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂
遠くからでも目立っていた巨大な白い建物。
近づくと、さらに大きい。

中には入らなかったけれど、外観だけでも十分すごい迫力でした。
ローマの遺跡群の中で、この真っ白な建物だけ妙に近代的というか、存在感がかなり独特。
10:15|トラヤヌスのフォルム周辺の遺跡

この辺り、本当に「入って大丈夫?」って思うくらい、街中に普通に遺跡が残っています。
しかも無料で見られる場所も多い。
ローマ、スケール感がおかしい。
もちろん、有料エリアに入ればもっと近くまで見られるみたいだけど、外から歩いているだけでも十分面白い。

それにしても不思議。
古代ローマ時代の建物が、“遺跡の破片”じゃなく、“街として成立していた形”のまま残っている。
しかも、それが自然災害や戦争を乗り越えて、今も普通にローマの街に混ざっている。

「ローマ帝国って本当に存在してたんだな…」
そんな変な実感が、少しずつ湧いてきました。
10:30|パンテオン方面へ歩く

トラヤヌス周辺を後にして、再びパンテオン方向へ向かいます。
この時間になると、ローマの街もかなり賑やか。
大通りには車が増え、観光客もどんどん増えてきました。
朝は静かだった街が、完全に“観光都市ローマ”の顔になってきた感じ。
11:15|パンテオン再び

パンテオンは、混雑状況を見てから入るか決めようと思っていました。
……が、近づいた瞬間に諦めました。
すごい人。
おそらく、チケットを持っている人も並んでいる状態。
昨日や今朝みたいに早朝行動していたせいか、この人の多さにちょっと圧倒されます。
それにしても、2000年近く前の建物に、今もこれだけ人が集まるって本当にすごい。
ローマ、歴史スケールが大きすぎる。
パンテオン前でマリトッツォ休憩

このまま立ち去るのもなんだか悔しい。
せっかくなので、パンテオン前で少し休憩することにしました。
ここで食べたかったのが、本場イタリアのマリトッツォ。
ショーケースを見ると、どれも美味しそう。
……でも、おやつにはちょっと高い。 ひとつ€8。
「これは味わって食べなくちゃ」と思いながら購入。

クリームたっぷりなのに、甘さは意外と軽い。
重そうに見えるのに、全然しつこくなくて、気づいたらペロッと食べていました。
歩き疲れた体に、甘いものが染みる。
パンテオンを眺めながら食べるマリトッツォ、かなり贅沢な時間でした。
お腹も満たされたところで、再び街歩き再開。
次は、ポポロ広場方面へ向かいます。
11:30|コルソ通りを歩いてポポロ広場方面へ大移動
パンテオンから、モンテチトーリオ宮殿の前を通ってコルソ通りへ。

コルソ通りは、ヴェネツィア広場からポポロ広場を結ぶローマの主要道路。
ローマでは珍しい、まっすぐ伸びる大通りです。

周囲には有名ブランドショップも並んでいて、歩いているだけでも楽しい。
……だけど私は、それどころじゃない。
トイレ探し中。
トイレはどこ?
どこかのレストランに入るのが一番早いとは思う。
だけど、せっかくだから「何を食べようかな」と考えながら歩いてしまう。
途中、「ここならありそう!」と思って入ったショッピングモールで、ようやくトイレを発見。

……発見はしたけど、有料。しかも現金のみ。
イタリアで初めて出会った、“カードが使えないトイレ”でした。
これまでほとんどクレジットカードでなんとかなっていたので、ちょっと意外だし、現金ないし。
結局、トイレを探しながらそのままポポロ広場まで歩いてしまいました。

12:30|トイレとカチョエペペランチ
ポポロ広場を抜けた先で、入りやすそうなトラットリアを発見。
まずはトイレ。
そして、そのままランチ。

ここで注文したのは、食べてみたかったカチョエペペ。

チーズと黒胡椒のシンプルなパスタで、かなり濃厚。
美味しい。
……だけど、なんとなく私がイメージしていた“イタリア料理”とは違いました。
私の中のイタリアンって、
🧄 ガーリックたっぷり
🫒 オリーブオイルたっぷり
🍅 トマト・肉・魚介が入った、パンチのある料理
そんなイメージ。
だけど、ミラノ・フィレンツェ・ローマと回ってみると、意外とガーリック感が少ない。
素材の味と塩気、チーズや旨みを楽しむ料理が多い印象でした。
もちろん美味しい。
でも、「思ってたイタリアンと違う!」という驚き。
噂によると、私がイメージしていた料理は南イタリア寄りらしい。
地方ごとに食文化が全然違う。
これも旅の面白さ。
「次は南部も行ってみたいな」そんな次の旅のことまで考え始めていました。
▶︎ 地元の方達で賑わう CRYSTAL詳細はこちら
13:00|ポポロ広場

シンメトリーが美しいポポロ広場。
まるで映画のセットみたい。
まるで映画のセットのような景色に、大好きなウエス・アンダーソン監督の『グランド・ブダペスト・ホテル』を思い出してしまいました。
現実の街なのに、どこか作り物のように整った不思議な美しさがあります。
13:10|ピンチョの丘
ポポロ広場から階段を上がって、ピンチョの丘へ。
少し登るだけかと思っていたけど、意外と高い。
そのぶん、広場全体とローマの街並みを一望できます。

高層ビルがほとんど無いので、空が広い。

丘の上は綺麗な公園になっていて、のんびり休んでいる人もたくさんいました。

日差しが強くてかなり暑い日だったので、「ここで寝転がるのもいいな」と思ったけど、たぶん一回横になったら動けなくなる。
なので我慢。
……それより、何か忘れてる。
地図を見て思い出す。
「あ、スペイン広場行ってない。」
移動開始。
13:50|スペイン広場
映画『ローマの休日』で、オードリー・ヘップバーンがジェラートを食べていたことで有名なスペイン広場。
やっぱり大人気。
階段周辺は観光客でいっぱいでした。
せっかくなので、階段を登って上から景色を眺めてみる。

すると、スペイン広場からまっすぐ伸びるコンドッティ通りの賑わいがよく見えます。
高級ブランドショップが並ぶローマ屈指のショッピングストリート。
「観光地」と「高級感」が混ざった、独特の空気感がありました。

それにしても、今日は本当によく歩いた。
朝からバチカン周辺を歩き回って、真実の口、ヴェネツィア広場、パンテオン、ポポロ広場、そしてスペイン広場まで。
スマホを見ると、歩行距離はなんと28km。
さすがに自分でもびっくり。
駅構内のスーパーでお土産を少し買って、ホテルへ戻ります。
16:30、しばらく休憩。
……と思ったけど、ローマ観光はまだ終わりません。
19:00|メルカートチャントラーレへ夕食買い出し
さすがに疲れた。
……でも、お腹は空く。
少しだけ部屋で休んでから、ムクッと起き上がって、夕食を買いにメルカート・チェントラーレへ。
この日の夜は、ピタパンサンドとライスコロッケ。
そして、スーパーで買ったワイン。

歩き回った後の部屋ごはんって、なんでこんなに美味しいんだろう。
観光地のレストランも楽しいけど、こういう「適当に買って帰る夜ごはん」も、旅の好きな時間。
まとめ|ローマは「歩くほど面白い街」
ローマ2日目は、朝のバチカンから始まり、真実の口、ヴェネツィア広場、パンテオン、ポポロ広場、スペイン広場まで、とにかく歩き続けた1日でした。
実際に歩いてみて感じたのは、ローマは意外と徒歩で周れる街だということ。
もちろん距離はかなりあるし、石畳も多いので体力は必要。
この日は気づけば28kmも歩いていました。
だけど、その移動時間すら楽しい。
ローマは、歩いている途中に突然遺跡が現れたり、何気なく入った教会が驚くほど美しかったり、「目的地までの道」がずっと面白い街でした。
しかも、有料チケットが必要な場所だけじゃなく、無料で見られる場所だけでも十分すごい。
「これ本当に無料で見ていいの?」と思うような景色が、街中に普通に存在しています。
たしかに疲れる。
でも、それ以上に充実感が大きい。
ローマは、“観光地を巡る”というより、“街そのものを歩いて楽しむ場所”なんだと感じた1日でした。
▶︎ ローマに行く前に必ず観ておきたい&見直しておきたい映画
『ローマの休日』
▶︎この旅(イタリア周遊 5泊7日)の全体像
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5日目▶︎




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