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日本からイタリアへの直行便は、現在、羽田―ミラノと羽田―ローマの2路線。
このうち、東京からミラノへの定期直行便は、ANAのNH207です。
| 路線 | 航空会社 | 便 |
| 羽田 → ミラノ | ANA | NH207 |
| 羽田 → ローマ | ITA Airways | AZ793 |
今回私は、羽田からミラノへ向かうANAの直行便NH207を利用して、イタリアを周遊しました。
東京からミラノへ行く場合、乗り換えのない直行便は便利ですが、乗り継ぎ便まで含めると航空会社や料金、所要時間の選択肢は大きく広がります。
この記事では、直行便と乗り継ぎ便の違いや航空券の選び方、実際に利用したANA NH207の様子を紹介します。
東京からミラノへの行き方|直行便と乗り継ぎ便
上記の通り、直行便は1つに限られますが、シーズンや予約日によって価格が変わります。
一方、乗り継ぎ便は選択肢が豊富です。料金や所要時間は便によって大きく異なり、乗り継ぎ地も中国・韓国などの東アジア、東南アジア、中東、ヨーロッパなどさまざまです。
乗り継ぎ時間によっては、トランジット先での過ごし方も含めて選択肢になります。
乗り継ぎ時間によっては、トランジット先で過ごす時間も含めて選択肢になります。
| 直行便 | 乗り継ぎ便 | |
| 航空会社 | ANA | 多種多様 |
| 所要時間 | 短い 約15時間 | 長くなりやすい 約16時間〜 |
| 乗り換え | なし | 1回〜 |
| 料金 | 高めの場合も | 安い便を探しやすい |
| 荷物 | 乗り継ぎ時の心配なし | 乗継条件を確認 |
| おすすめ | 時間・乗り換えの少なさ重視 | 料金・選択肢重視 |
直行便は乗り継ぎがなく楽ですが、航空券の料金は時期や予約するタイミングによって大きく変わります。
乗り継ぎ便まで含めると選択肢が増えるため、まずは同じ日程で料金と所要時間を比較してみるのがおすすめです。
日程を動かせる場合は、前後の日付でも検索してみると選択肢がさらに広がります。
航空券は料金だけでなく「時間・航空会社」も比較
私が航空券を探すときによく利用しているのがTrip.comです。
最安値や所要時間だけでなく、出発・到着時刻で並べ替えたり、航空会社やアライアンスなどで絞り込んだりできるので、候補が多い国際線でも比較しやすいのが気に入っています。
東京→ミラノのように、直行便と多くの乗り継ぎ便が候補になる路線では、料金だけでなく「何時に着くか」「どこで乗り継ぐか」「どの航空会社を利用するか」も大切です。
マイルを貯めている場合は、利用したい航空会社やアライアンスから候補を絞れるのも便利です。
ANA NH207を選んだ理由
今回のイタリア旅行は6日間。限られた日程でミラノ・フィレンツェ・ピサ・ローマを周る予定だったため、往路の移動にはできるだけ時間を使いたくありませんでした。
乗り継ぎの待ち時間や移動を考えると、羽田からミラノまで乗り換えなしで行ける直行便は大きな魅力。長時間のフライトではありますが、途中で乗り換える必要がない分、機内で休みながら到着まで過ごせるのも私には合っていました。
もうひとつの理由は、貯まっていたANAマイルを利用できたこと。今回の日程では、マイルを使ってANAの直行便を利用するのが、自分にとって一番使いやすい選択肢でした。
一方、マイルを使わず航空券を全額購入するのであれば、私なら乗り継ぎ便も候補に入れて比較していたと思います。
航空券は料金だけでなく、総所要時間・乗り継ぎ場所・航空会社・出発/到着時刻まで含めて選ぶのがおすすめです。
ANA NH207基本情報
| 便名 | NH207 |
| 区間 | 東京・羽田→ ミラノ・マルペンサ(MXP) |
| 出発 / 到着 | 0:55 → 9:20 ※時刻は現地時間。 運航スケジュールは時期により変更されます。 |
| 所要時間 | 約15時間〜 |
| 航空会社 | ANA 全日空 |
ANA NH207 使用機材・座席

| 機材 | BOEING 787-9(搭乗時) |
| 座席配列 | 3–3-3(ABC-DFG-HJK) |
| 個人モニター | あり |
| 電源 | USB-A : 個人モニター下 AC電源 : 足元 |
| ピロー・ブランケット | あり |
| フットレスト | あり |
NH207は約15時間|ロシア上空を避ける長距離ルート
羽田からミラノまでのNH207は、約15時間を要する長距離便。ANAの国際線の中でも、長時間のフライトです。
現在はロシア上空を通過できないため、ヨーロッパ方面へは従来のようにロシア上空を横断するルートを取れません。
私が搭乗したNH207では、羽田を出発したあと北海道方面へ北上し、さらに北極圏方面を経由してヨーロッパへ向かいました。
現在の飛行ルートではロシア上空を避けて大きく迂回するため、15時間前後の長距離フライトとなっています。
NH207搭乗記
名古屋から成田へ移動し、さらにリムジンバスで羽田空港へ。
NH207は深夜0:55発。名古屋を出てから移動が続いていたこともあり、搭乗する頃にはかなり眠くなっていました。
深夜便なので「15時間もどうやって過ごそう」と思っていましたが、この眠気が結果的には長時間フライトを楽に過ごせた理由のひとつだったと思います。
▶︎成田空港から羽田空港へのリムジンバス乗車方法
エコノミークラスの座席・足元
今回利用したエコノミークラスは3-3-3配列。
シートピッチは約84〜86cm(33〜34インチ)で、エコノミークラスとしては足元にも比較的余裕があり、窮屈さはそれほど感じませんでした。
各座席には個人モニターがあり、USB-AとAC電源も利用できます。フットレストも付いているので、長時間のフライトでは助かりました。

機内サービス・機内食
2:15 1回目の機内食
離陸から約1時間20分後、最初の機内食。

1回目の食事は選択肢がなく、通常食は皆同じ内容の「南国元気鶏 炭火香る親子丼」。ふんわりした卵と炭火の香りがする鶏肉で、深夜でしたがしっかり食べてしまいました。
サラダやクラッカー、チーズ、ヨーグルトなども付いていて、エコノミークラスの機内食としては十分な内容。今回のNH207では、機内食はどれもおいしくいただきました。
8:09 軽食

1回目の機内食からしばらくして、軽食のマフィンが配られました。
機内は照明が落とされている時間帯で、私はほとんど寝て過ごしていました。
12:25 到着前の朝食
到着前には朝食。

和食と洋食から選べ、私は「ポーチドエッグ風 ラタトゥイユ添え」を選びました。
卵料理にソーセージ、ポテト、ラタトゥイユ、パンなどが付いた朝食で、到着前にしっかり食べられました。
長いフライトでしたが、最初の機内食、途中の軽食、到着前の朝食と食事のタイミングがあることで、意外と時間を区切って過ごせたように感じます。
アメニティ・エンタメ
各座席には個人モニターがあり、映画などを楽しめます。私はほとんど寝て過ごしたため、今回はあまり利用しませんでした。
ピローとブランケットも用意されていました。特別豪華というわけではありませんが、エコノミークラスで休むには十分でした。

約15時間のフライト|実際どうだった?
約15時間と聞くとかなり長く感じますが、実際には思っていたほど大変ではありませんでした。
深夜0:55発だったこともあり、搭乗した時点ですでに眠く、機内ではかなり長い時間眠ることができました。
食事で起きて、また眠って、ときどきフライトマップで現在地を確認。まだこんなところ?と思うことはありましたが、15時間ずっと退屈していたという感覚はありません。
そしてミラノ到着は朝。機内で休んで、そのまま到着日から観光を始められたのは、今回の6日間という限られた日程では大きなメリットでした。
乗り継ぎなしで羽田からミラノまで移動でき、到着後もそれほど疲れを感じなかったので、結果的にはNH207の直行便を選んで良かったと思います。
マルペンサ空港到着|入国審査は驚くほどスムーズ
約15時間のフライトを終え、ミラノ・マルペンサ空港に到着。
入国審査は驚くほどスムーズで、ほとんど記憶に残っていないほど。パスポートの確認も自動化されていて、長時間待つことなく入国できました。
私が渡航した2026年4月は、EUの新しい出入国管理システム「EES」が全面運用になった時期。従来のパスポートへのスタンプに代わり、入出国情報などを電子的に記録する仕組みが導入されています。
なお、アメリカのESTAに似た事前渡航認証「ETIAS」も導入予定ですが、2026年7月現在はまだ運用されていません。今後ヨーロッパへ旅行する場合は、渡航前に最新情報を確認しておくと安心です。
まとめ|直行便と乗り継ぎ便、どちらがおすすめ?
今回利用したANA NH207は、羽田からミラノまで乗り換えなし。約15時間の長距離フライトでしたが、深夜発だったこともあり、思っていたよりも楽に過ごすことができました。
朝にミラノへ到着し、そのまま観光を始められたのも、日程の限られた今回の旅行では大きなメリット。結果として、私は直行便を選んで良かったと思っています。
ただ、次回も必ず直行便を選ぶかというと、そうとは限りません。
乗り継ぎ便でも、直行便との総所要時間の差が1〜2時間程度で、航空券が大きく安くなるのであれば、私なら十分候補に入れます。
反対に、乗り継ぎで何時間も余計にかかるのであれば、多少料金が高くても直行便を選ぶと思います。
東京からミラノへの航空券は、「直行便か乗り継ぎ便か」だけで決めるのではなく、料金と総所要時間、出発・到着時刻を並べて比較するのがおすすめです。
今回のような短い旅行なら時間を優先。日程に余裕があったり、料金差が大きかったりするなら乗り継ぎ便も選択肢。
自分の旅程にとって、時間と料金のバランスがいい便を選ぶのが一番だと思います。
▶︎この旅(イタリア周遊 5泊7日)の全体像
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